ヨガだけで家族7人を1人で養う
パワフルで爽やかな一家の大黒柱
佐賀県で今年9周年を迎えたYOGA STUDIO CALMのオーナー兼メインインストラクターの重松寛道さん。
スタジオ経営者や出張ヨガ講師として活躍する傍、プライベートでは5人のお子さんをヨガのお仕事で育てられている重松さんに、プロフェッショナルな意識や想いをインタビューしました。
佐賀県で今年9周年を迎えたYOGA STUDIO CALMのオーナー兼メインインストラクターの重松寛道さん。
スタジオ経営者や出張ヨガ講師として活躍する傍、プライベートでは5人のお子さんをヨガのお仕事で育てられている重松さんに、プロフェッショナルな意識や想いをインタビューしました。
佐賀県佐賀市
1978年生まれ5児の父
2005年、海外旅行中に体調を壊し緊急入院。帰国後、体づくりの為にヨガを始める。
ヨガスタジオに通ううちにコンプレックスだった体の硬さが徐々に改善され体調も良くなることを実感。
同スタジオでインストラクター養成講座を受講したことがきっかけで、仕事を退職しフリーヨガインストラクターとして活動を始める。
2013年には佐賀市にYOGA STUDIO CALMをオープン。
現在では自身のスタジオを中心に高校、大学などの教育現場や佐賀県庁でのオフィスヨガなど行政機関での指導も含め、週25クラス担当している。
最初は資格をとった後、自分の勉強のために友人たちに無償でレッスンを提供していました。そこから、インターネットでヨガインストラクターの社員募集を見つけて採用されたのが本格的に指導を始めたきっかけです。
ただ、入社後2年くらいで経営者が変わり、ヨガ事業を打ち切ることになりました。
強制的にフリーインストラクターになったわけですが、来られていた生徒さんに「続けないの?人は集めるから」と何件か声をかけていただき、そのつながりから週何回かレッスンを始めることができました。
ただ、最初は担当レッスン数が少なく本当に切羽詰まっていて、コンビニの深夜バイトなどもしながらレッスンをしていたんです。
その後たまたまスポーツクラブなどに声をかけていただき、そこに来られた生徒さんからまた声をかけていただき、、という風に、ご縁がつながって徐々に仕事が広がっていきました。
ものすごく、不安でした。特にフリーになったのが結婚直後だったので、このままでは飯も食えない、家賃も払えない、というところまで切羽詰まった状況でした。でも性格上「なんとかなるやろ」という性格で。確定申告もいつもギリギリなんですが(笑)。なんとかなるか精神で今までずっときていて、それがモットーですね。
自分でスタジオを設けてからですね。スタジオを持つことはリスクもあるし、当初はまったく考えていなかったので、漠然ときた仕事を受ける形でしたが、少し生徒さんが増えたことも自信になって「やってみるか」精神でスタジオを作りました。制限なく自分の伝えたいヨガを伝えられる場所が欲しかったと言う理由もあります。今ではスタジオを自分のベースとしながら、出張レッスンなど個人の仕事も展開しています。
ありがたいことに、そこまで苦戦した覚えはありません。でも一つ印象に残っているのは、オープンの際に新聞折込広告を打ったのですが、カッコよく作りすぎて全く効果がありませんでした(笑)今思えば、パッとみてすぐになんのチラシか分からないものだったんです。有料広告を打ったのはその一回きりで、その後はわかりやすくしたチラシを自分でポスティングしたりFacebookページを作ったりして集客をしました。
月謝制のマンスリー会員と、少し期限が長いけれど割高なチケット会員の2種類です。マンスリー会員の方が圧倒的に多いです。そういえば、オープン当初から金額もシステムも変えてないですね。オープンしてから10年近くになりますが、2割ほどの生徒さんはオープン当初から通ってくれています。スポーツクラブの生徒さんの中で、もっとヨガを深めたい方々がたくさん来てくれたり、親子や兄弟で来てくださる方も多いです。あとは、自分が男性だからか他のスタジオよりも男性の生徒さんがかなり多いんですよ。女性は結婚や出産でやめざるを得ない方も多いですが、男性ってよっぽど何かないと長く続けてくださる方が多い印象です。
そうですね。一見さんよりも、生徒さんからクチコミを聞いて来られる方が圧倒的に多いですので、それは本当にありがたいことです。
グリップ力が優れていてどんなアーサナでも安定してキープできます。
特に手のひらをついたときに吸い付くような感触を感じます。
裏面もグリップしてくれるので、床の上で使用しても滑りません。
一般的なマットだと男性の私には狭く感じることがありますが、縦横の長さがありマットサイズを気にすることなくヨガに集中できます。
使用後、丸めて筒状にしても大きくなり過ぎず持ち運びも楽。
デザインもシンプルで、お気に入りのヨガマットです。
はい。今は佐賀県庁での仕事に力を入れています。最初はHPを見た佐賀県庁の教職員科の方から、佐賀県内の先生たちのストレスケアのためにヨガ教室をしてくれないかと打診があったんです。それが好評で、数回行ったあと市の出前講座という形で講師登録し、今も継続して5年目になります。
また県庁に頻繁に行くようになってから、県庁職員の皆さんが本当に心身の不調に悩んでいることを知りました。心を病んでしまったり自分を戒めてしまう人も多かったので、自分に何かできることはないかと考え、知人のツテをたどって県庁の偉い方とお話をさせていただいたんです。そこからトントン拍子に話が進んで、昼休みに自席でできる、25分間のチェアヨガを教えに行くことが決まりました。最初はスタジオPR活動の一環、という観点もありボランティアで行っていて、金銭的な見返りは求めていなかったのですが、2年目くらいに担当の方が予算を組んでくださって報酬をいただくようになりました。参加される皆さんの反応がとてもよく、表情がとても明るくなるのが嬉しくて、もし報酬をいただけなかったとしても今でも続けていたと思います。
今やっているスタジオを赤字にしないために、今の仕事の現状を保ちたいです。ありがたいことに仕事も多くいただいているので、毎朝行っている自分自身のプラクティスも怠らず、今のモチベーションをずっと保っていきたいですね。
その為にも自分の体調が一番だと思うので、食事とか睡眠とか、不摂生はしないように自分のメンテナンスに一番気をつけています。そうするとメンタルも落ち着くので夫婦喧嘩も滅多にしません。うちは子供が今12歳、9歳、6歳、4歳、2歳の5人いて、2年ごとの出産だったので妻は常に専業主婦です。そんな中、家庭内でも私がヨガに気持ちが向きやすいように、妻が集中できる環境にしてくれていて本当に感謝しています。…帰ったら肩揉みでもしようと思います(笑)
<取材・文=河本真由子 / 写真=ご本人提供>
キャリアも長く実績をお持ちなのに、とてもまっすぐで謙虚な印象の重松先生。ご自身は「なるようになると考えた結果」と表現されていましたが、ご縁が繋がったのもすべては信頼関係の積み重ね。一つ一つの仕事に真摯に向き合い、「目の前の人を健康にしたい」と言う想いで、努力も惜しまず取り組まれています。小さな仕事でも手を抜かず、結果として信頼を得られているから、次の紹介につながる。インストラクターは人となりを含めた体、知識自体が商品とも言えます。佐賀市で貴重なヨガ講師、しかも男性。そんな特色や個性も活かしながら、ご自身を中心とした大きなヨガコミュニティを築きあげてこられていることも、大きなポイントではないでしょうか。
住所:〒840-0833 佐賀県佐賀市中の小路6-26 佐嘉栄ビル3f
TEL:0952-25-0222
WEB:https://yogastudiocalm.com/
Facebook:https://www.facebook.com/Yoga-Studio-CALM-572524599473858/
Instagram:https://www.instagram.com/yogastudiocalm/
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